早いもので、今年も残すところあと僅かとなりました。

写真を整理しながら今年を振り返ってみると

仕事では、反省点もありますが学ぶことも多く

充実した１年だったと感じています。

プライベートでは、山登りなどアウトドアの機会が一層増えて

嬉しいことに大分体力も付いた気がします。

今年登った山は30座以上、どの山もそれぞれの魅力がありましたが

その中でも特に印象に残った山のひとつ、御嶽山を最後にご紹介したいと思います。

御嶽山は長野県と岐阜県にまたがる活火山です。

皆さんご存知の通り、2014年9月27日

突如噴火して多くの方が犠牲になる悲惨な大災害がありました。

あの災害以来なかなか近付けずにいた御嶽山ですが

長野県民にとっては特別な存在でもある霊峰御嶽

夏に行った中央アルプスから眺めた御嶽山は本当に力強く美しくて

噴火からちょうど10年が経った今年、改めて登ってみたいと思い

王滝口から規制が緩和された八丁ダルミを経て剣ヶ峰へ向かうことにしました。

御嶽山は登山道が整備されているのでとても歩きやすく

また、標高3,000超の山ではあるものの

王滝口ルートは登山口からの標高差が少ないので

非常に登りやすい山だと思います。

八号目辺りから岩稜帯で急登になりますが

それでも歩きやすく整備されています。

行者さんもいらっしゃいます。

あっという間に王滝頂上

目の前は中央アルプスです。

そしてここに御嶽神社の奥社があります。

奥社でお参りし、八丁ダルミへ

まだ痛々しく残る災害の爪痕…

剣ヶ峰山頂

山頂から王滝口に向かって右手に地獄谷火口があります。

新たにシェルターが設置されるなど災害に対する整備もしていただき

こうしてまた御嶽山に登れることは本当に嬉しく思います。

御嶽山は四季折々の魅力があって、どの季節に行っても素晴らしい景色が楽しめる山です。

まだ行かれたことがない方にはオススメしたい山のひとつですが、

同時に活火山であることは忘れず危険意識を持って

ヘルメット着用するなど最低限の備えをした上で山行を楽しみましょう♩

今年の山日記は以上です。

それでは、これからますます寒さが厳しくなりますが

皆さまお体に気をつけてお過ごしください。

今年も大変お世話になりました。

来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

萩原