三年間の重み

 

2011.03.07

 昨日は以前ブログで書きました伊那小学校正組で飼っていた正ちゃん(メス牛)の小屋の解体、片づけをしました。正ちゃんは息子が一年生の時に手良の酒井牧場からお借りしてきた子牛、三年生になる時に赤ちゃんを産ませて牛乳を飲む計画をたて、一生懸命に育てました。朝は本当に早くから学校に行き、授業の前にうんちの片づけを行い、三年生になると正ちゃんは子牛(未来)を出産、目的の一つでもある乳搾りをしました。四年生になるとクラス替えがあり、そのために正ちゃんを酒井さんにお返しいたしました。正ちゃんがいなくなることでの小屋の解体、子供が一生懸命に作った小屋はとても頑丈で釘一本一本に思いがこもっていたように感じました。息子が三年間履いていた長靴は穴だらけ、でもその長靴を見ただけで息子がよっく頑張ったなと思いましたね。三年間牛を飼った伊那小学校の正組の皆さんお疲れ様でした。そしていい経験をしましたね。そうそう解体が終わった後の担任の馬淵先生の話の話も素敵でしたね。こんな話でした。「前に伊那小学校でホルスタインを飼っていたことがある子供が、二十歳になり彼女と伊那小学校の牛を飼っていた場所に訪れました。そして彼女に、ここが俺の人生を学んだ場所だ」と話したそうです。何とも素敵な話ではないですか。感動しました。息子たちもこの彼と同じような経験をしたと思うと感動も二倍になります。

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